総合型地域スポーツクラブとは

我が国では、これまでの経済中心型の社会から成熟した市民社会への転換を図るため、従来からの行政主導型システムを見直す動きが活発になっております。

スポーツにおいても、学校、スポーツ団体、企業、行政に多くを依存してきたシステムを、住民一人ひとりがスポーツ文化をそれぞれの地域の中でどのように育て、日常生活の中に定着させていくかを支援するためのシステムに転換していくことが求められています。このことは、個々人においてみた場合、今後、増大することが予想される自由時間やゆとりを国民一人ひとりが主体的に活用し、文化としてのスポーツに理解を深め、それぞれのライフステージにおいて継続的にスポーツに親しむ主体性の確立が求められていると言えます。

こうした意味で総合型地域スポーツクラブの育成は、地域におけるスポーツ行政、スポーツ団体などの在り方を含め、これからの地域スポーツの振興の仕組みの改革であると言えます。

以上のような中、「静岡県スポーツ推進計画」では、基本目標において、「ライフステージに応じたスポーツの振興」、その政策目標として、「県民(成人)の週1回以上のスポーツ実施率を55%以上にすること」と掲げられています。そして、これを実現するための具体的な施策の展開として、県内全市町に少なくとも1つ以上の地域スポーツクラブができるように支援することとしています。

静岡県スポーツ協会の取り組み

生涯スポーツ社会を早期に実現するため、静岡県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会(SC静岡ネットワーク)等と密接な連携・協力の下、地域住民の身近なスポーツ活動の場として期待される総合型クラブの育成・定着に向けた事業を展開しています。

また、県内に存在する総合型クラブの円滑な運営に資する情報交換や交流の活性化をはかるため、静岡県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会「SC静岡ネットワーク」を設立しました。 「SC静岡ネットワーク」とは、総合型クラブの定着・発展を促進するため、クラブ間の連携の仕組みを組織化したものです。

事業内容

  1. 未育成市町への総合型クラブ設立に向けた普及・啓発活動
  2. 総合型スポーツクラブ啓発フォーラムの開催
  3. 総合型クラブ育成支援チームの設置
  4. 都道府県クラブマネジャー養成講習会の開催
  5. 県総合型クラブ連絡協議会の開催
  6. 創設支援クラブ担当者会議の開催
  7. 育成指定(創設支援)クラブに対する現地ヒアリング
  8. 先進総合型クラブの現地調査
  9. 各種会議・研修会への派遣